北アルプス 常念山脈縦走登山(中房温泉~燕岳~大天井岳~常念岳~一ノ沢) DAY3-3


DAY3、6時半頃、快適だった燕山荘を出発し、先ずは今日の中間地点である大天井岳を目指す。
ここで忘れてはならないのは、水を購入しておくことだ。高所ではこまめに水分補給をしないと高山病になるリスクが高まるのだ。

燕山荘前には、これから下山をする人たちがたくさん見られた。
その中の一部の人は、私と同様、縦走に向かうようだ。また、縦走に向かう人の一部は、山小屋で見た様子では、もっと早い時間に出発をしたようであった。




早朝らしく、高山植物には朝露がついている。




これから天国のような縦走路を南へ向けて進む。
気温は15度程度であろうか。天候は晴れており、微風、非常にコンディションが良い。
また、昨夜も相当な雨が降っていたのだが、登山道は相変わらず水たまりや泥などは無く、すこぶる快適だ。
当然、スパッツは使わずザックに入れておいた。




何気なく振り返り、燕岳に別れを告げる。
遥か北方の空は雲が出てきている。やはり今日も午前中勝負の天候となりそうだ。




しばし進むと岩が立ちふさがっていた。ここは蛙岩(げえろいわ)というらしい。
近づいてみると、この岩の間に登山道が続いていた。
燕岳と大天井岳を分ける天然の関所のようにも思える。




ミヤマダイコンソウだろうか。連日の雨のせいか、花は少々お疲れ気味だ。




この花はムカゴトラノオだろうか。
トラノオという名称の花は、この様にブラシ状の形をしている。




稜線の東側斜面をトラバースしつつ登坂する斜面に、タカネナデシコの花畑があった。
昨日、燕山荘で風景を眺めながら会話をした男性が教えてくれた場所がここだ。
なかなか見ごたえのある群落を形成しており、縦走中の癒しになった。




名称は分からないが、この花もなかなか綺麗に咲いていた。




出発して1時間ほど経過した。大天井岳が奥に見える。
走り出したい衝動にかられるほど、気持ちの良い場所だ。




遠方を見ると、すでに槍・穂の主稜線には雲がかかりつつある。
大天井岳の山頂部もいつまで明瞭に見えているかは分からない。




チシマギキョウは縦走路に点在して咲いていた。
爽やかな色合いで面長。よく見るとなかなか毛深い花だ。




8時前の段階で、西の主稜線には雲がかかりだしてきた。




コマクサは最盛期のようだ。どこかしこに咲いている。




鎖と梯子で垂直に近い岩壁を下り、これからこの大天井岳の斜面を一気に登っていく。




南東方向の雲海が大天井岳の斜面をせり上がりつつある。
もう少し待っていてほしいところだが、そんな風景も綺麗だ。




取り付きはこの梯子の斜面だ。
こういう場所があると俄然、登山に気合が入るというものだ。




登山道わきの岩壁には、「喜作新道(小林喜作)」のプレートが取り付けられていた。
プロフィールについては割愛するが、googleで「表銀座」の検索すると、Wikipediaなどに情報が出て来るので見て欲しい。




梯子を登ってすぐのところにトウヤクリンドウの花が咲いていた。
この花は是非とも見てみたいと思っていただけに、見つけたときはとても嬉しかった。
どこか大雪山系の白雲岳周辺で咲いているクモイリンドウに似た雰囲気だと思った。




北方向を振り返ると、これまで歩いてきた稜線が見える。
写真、右下に下りの鎖場と梯子が見える。高所が苦手な人は鬼門になると思う。




標高2,670m付近だろうか。槍ヶ岳との分岐を通過する。
ここから大天荘のある稜線上まで、一気に標高を170mほど上げていくため、空気の薄さを感じながらの登坂となる。
呼吸法としては、富士山を登った時のように、意識して強く息を吐くのが効果的だ。




大天荘まであと100mほどの地点でチングルマを見かけた。
まだ咲いているという事は、雪解けが遅い場所だったのかも知れない。
下方に目をやると、ガスがせり上がって来るのが見えた。




標高2,875m、大天荘に到着した。
なかなか近代的な作りの山小屋に見える。




飲み物などは右の窓から注文することが出来た。
左手にある赤い屋根の建物がトイレである。清潔感のあるトイレで素晴らしい。




離れには冬期小屋(写真左)もあった。
ここでザックをデポし、さっそく大天井岳へと向かった。山頂はすぐそこだ。




9時前、この山旅では最高地点となる大天井岳に到着だ。
あいにくガスがかかって視界は良くなかったが、時折、槍・穂の山々が見え隠れしており満足だ。
ざっと辺りを見渡し、すぐに大天荘へと下った。お目当ては、冷たいコカコーラだ。

北海道の山であれば、きっとここでお湯を沸かし、自前の珈琲をいれて小休止するだろう。
ところが、こちらではそういう場面を一度も目にしなかった。山小屋が充実しているからだろうか。




下る途中、高山植物の箱庭のような場所を見かける。




イワツメクサだろうか。朝露がついて綺麗に咲いていた。
次回はいよいよ常念岳だ。


撮影機材: Nikon COOLPIX P330

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