0合目からの富士山登山(Day2 中の茶屋~馬返し)


今回は「中の茶屋」から「馬返し」までを紹介します。




この「中の茶屋」ですが、宝暦4(1754)年に「中茶屋」が文書で記されており、現当主で15代目という歴史ある茶屋なのだそうです。
自分的には茶屋というものとは無縁の地域で生活をしているだけに、ここへ立ち寄るだけでも麓から登る価値があると思った次第なのでありまーす。




この看板によると、ここから5合目までの所要時間は3時間40分。
まだまだ先は長いので、トイレをすませ、休憩と水の補給をすることとしました。




茶屋の外には休憩できるベンチあり。
でも、この日は猛暑。とても外で休憩をして「気持いい~~~!」とはならない状況だったので、茶屋の中へ。




茶屋の中では食事ができ、売店で飲み物も購入できます。
また、冷たい冨士の湧水の補給もできるようになっていて、私も空いたペットボトルに補給させて貰いました。
また、外には簡易トイレが3つほど並んでいますが、茶屋の中にも綺麗なトイレが有り、貸してもらえますのでとても助かります。

とまあ、このように、北海道からこの地を訪れた場合、色々と情報が不足しているので、私の目線でなるべく詳しく紹介していきたいと思います。




茶屋の中に入り椅子に腰かけ休憩です。
トイレ、水、場所などを提供していただけるので極楽、極楽。
しかも、この茶屋の中はとても涼しいので、ん~っ、生き返ります~~~。
生き返ったついでに調子に乗り、「富士山コーラ」なるものを買って飲んでみました。
お味は...う~ん、コーラと言えば、コーラ。サイダーと言えば、サイダー。みたいな(笑)。
これまたこの地を訪れた方は、飲んでみては如何でしょうか。




休憩中、ここのご主人から富士山の歴史などについての説明を聞くことができました。
書物も置いてあり、写真のページはここ、「中の茶屋」ですねー。
お話と書物によると、麓から馬返しまでの間は、その昔、「草山」と言われる牧草地のような場所だったとのことです。
馬返しから5合目までの間は、樹林の「木山」、そして5合目から山頂までは「焼山」と言うのだそうです。
いまでも年配の方は、「とうとう今年も木山まで雪が降ったねぇー。」とか言うそうですよ。
ここまで歩いてきた間の樹林帯は、植林によるものなのだそうです。知らなかったです。
この植林ができる前は、毎年融雪と土砂が混ざった大規模な雪崩が麓を襲い大きな被害を出していたそうで、いまでも時々、スラッシュ雪崩と言われる同様の災害が起きるとのことでした。
富士山の融雪は、山が巨大なだけに怖いですねー。




「中の茶屋」に30分も滞在して再出発です。
まあ、急ぐ登山でもないので、こういうことができるのは素晴らしと思うのです。




「中の茶屋」から「馬返し」まではコースタイムで1時間ちょっと。
途中、「大石茶屋」なる場所があったらしいのですが、まったく気が付かないで通過していました。




この辺りになると、登山道も若干ワイルドに変化してきます。




緑の森に包まれて気持ちがいい。でも、蒸し暑くて汗が噴き出る~。




歩いていると、見たことの無い花を発見。
もしかするとフジテンニンソウという花のような気がします。




これも見たことが無い。
近くにイチゴの実があったので、クサイチゴなのかも知れないなぁー。




11時25分頃、一般的にはここが麓からの登山口となる「馬返し」に到着です。
「中の茶屋」からきっちり1時間で歩いたので、コースタームですね。




この「馬返し」に来るには、マイカーかレンタカー、バス、そして徒歩が選択できます。
この日もマイカーらしき車がご覧のとおり何台か駐車されていました。




この「馬返し」、ネットなどで調べるとその意味が分かるのですが、その名の通り、馬が引き返す場所だったようです。
その昔、富士登山で訪れた登山者は、ここから徒歩で登り始めたとのこと。
また、ここから先は聖域であり、俗世間との間にある結界の意味もあったようです。
標高は約1450m、既にちょっとした山の山頂レベルですね。




ふと道端を見ると見慣れない花。
これはヤマホタルブクロというキキョウ科の花のようです。
いまが花期の真っ最中のようで、この先、あちらこちらで見かけました。




坂を少し登っていくと「おやすみ処」の看板を発見。




この建物は昔から残る山小屋・大文司屋(明大山荘)だそうで、夏山シーズン中だけお休み処として開設しているとのこと。
ベンチに座って休憩することができるほか、冷たい麦茶の無料サービスも受けられ、私、2杯いただいちゃいました。
また、この日は元強力さんがいらして、強力はどの程度の重さを持てるか、御師の写真の解説、富士山麓で見かけた熊の写真などを見せてもらい、楽しいひと時を過ごすことができました。




お休み処で20分ほど休憩をしたのち、再び5合目を目指して登り始めました。
時間はもうすぐ正午といったところ。今晩の宿にはいったい何時に到着するのかな?などと思いつつ、ここから本格的な登りとなるのでした。

「Day2 馬返し~5合目」に続きます。
(^_^)


撮影機材: Nikon COOLPIX P330

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