望岳台より十勝岳・美瑛岳縦走登山(美瑛岳編)


前回(十勝岳編)からの続きです。
10時6分、大混雑の十勝岳山頂から美瑛岳へ向けて出発。
相変わらずの好天が続いています。東大雪方向も丸見えの眺望。




振り返って十勝岳の山頂を見ると、岩の塊のようです。
縦走路に向かっているのは、先行者2名の1グループ、後ろに5名の1グループ。




こちらに向かう5名のグループと十勝岳に向かう1名が砂粒のように見えます。




地面の下に雲海という不思議な風景。




こうして見ると、ここが標高1800m付近には思えません。




美瑛岳へと続く縦走路。残雪が荒涼とした風景に映えます。




東大雪の山々が良く見えます。右端は道東の山々でしょうね。




時には雪渓地帯を越えていきます。




蟻地獄のような急斜面の火山灰地帯です。
ご覧の通り、すぐに靴が地面にめり込むほどの柔らかさなのです。




これが柔らかい地面が続く斜面です。
今回は十勝岳から美瑛岳への縦走なので下りで楽ですが、逆回りでここを登る時は非常に難儀な場所なのです。




美瑛岳がかなり近づいてきました。時間は10時25分。
この先あたりから高山植物がたくさん見られる地帯となっていきます。
高山植物の写真は別途アップロードを予定しています。




花々の撮影に勤しみ、美瑛岳を眺めつつ小休止。
時間は11時20分頃。上空に飛行機雲。爽やかな風が心地よい。




12時過ぎ、美瑛岳の山頂が目前に見えてきました。
どうやら下方から雲がせり上がってきているようです。




12時16分、美瑛岳の山頂に到着しました。
雲で十勝岳の山頂が見えなくなっています。ここには3~4名の登山者が休憩されていました。




奥のオプタテシケ山は辛うじて山頂が見えています。
美瑛富士は半分くらい隠れてしまいました。この辺りは本当に雲がかかりやすいです。




美瑛岳の山頂は虫が多かったので少し下った場所で珈琲を入れ休憩。
その後は時々残雪を踏みしめながら、ひたすら下山を続けます。




13時24分、美瑛岳と美瑛富士・望岳台の分岐に到着です。
分岐地点はご覧の通り、雪に覆われていました。この状況ですと、分岐点だと認識しづらいでしょうね。




13時41分、最大の難所に到着。
斜度50度程度の雪渓を下らなければならない。
先ずはここを横方向にトラバースして、その先は真っ直ぐ下りる。
雪がかなり腐っており、足場も荒れている。キックステップすら当てにならない状態だ。
ここで滑落する訳にはいかないので、ポールを短くして万が一に備え無事通過した。




13時50分、『ここは?えっ?』 ここは『ポンピ沢』だ。
夏場はここで涼むのが恒例なのだが、未だに雪に覆われていた。
いつになったら沢になってくれるのだろうか。驚きだ。




14時、『ここは?』 なんとこれが『箱状の沢』なのでありました。
ここも未だに大量の雪に覆われていました。
右側に大きな亀裂が写っています。今はこの亀裂の上部を渡ることが出来ますが、あと数日もすると中途半端な状況になり、危うい場所になる可能性が有ると思いました。




望岳台へと続く北向き斜面。幾度も雪渓を越えつつ進みます。




15時13分、無事に観光客で賑わう望岳台まで戻ってきました。
この山行では、たくさんの花々にも恵まれましたので、その様子は追々紹介していきたいと思います。

この度の山行は、いつもとは逆周り、十勝岳から美瑛岳への縦走でした。
恐らく、これで夏山用の足腰は出来上がってくれたと思います。
また、不整脈だと診断を受けた後での最初の山行でもあり、私にとっては印象深いものとなりました。
登っている最中、胸のドキドキ感に襲われることがあったのですが、そういう時は立ち止まり、呼吸を整えると解消するようでして、これならば大丈夫。
この調子で今シーズンも登り続けたいと思います!
(^_^)V



山行データ: 望岳台(6:10)-(6:56)避難小屋(7:16)-(9:00~9:40山頂下で休憩)-(9:51)十勝岳山頂(10:6)-(12:16)美瑛岳(12:18)-(12:30~12:50山頂下で休憩)-(13:24)美瑛富士分岐(13:24)-(13:49)ポンピ沢(13:49)-(14:43)十勝岳分岐(14:43)-(15:13)望岳台

主な休憩を除いた歩行時間: 望岳台~十勝岳(2:41)、十勝岳~美瑛岳(2:10)、美瑛岳~望岳台(2:35)

携行した水分量: 水1.0L、スポーツドリンク2.0L

撮影機材: Nikon COOLPIX P310(OLYMPUS E-3 + 11-22mm も所持)

コメント

Memuro512 さんの投稿…
おお~隊長さんもそっち方面でしたか。
実は、十勝岳~美瑛岳間は未体験ゾーンでして、何かしら躊躇してしまうんですよね~。
そろそろ行かなくちゃなりませんかね。
ポンピ沢への下りはマジ怖かったですね。
私の場合、今朝6時頃に下りましたんで、まだ雪が柔らかくなってなくて、しかも全くの単独行だったもんですから、本気でビビリました。
お互い無事で何よりっす。
隊長 さんの投稿…
Memuro512さんへ。

はい。私もMemuro512さんと同じ山域を徘徊していました。
Memuro512さんは十勝岳~美瑛岳は未体験なのですね。
それは...もったいないので、是非とも歩いてみてください。
火山灰の大地は宇宙的ですらありますよー。

ポンピ沢への下り雪渓、恐いですよねー。
ここだけは軽アイゼンとかピッケルが欲しくなりますよね。
軽アイゼンくらいは持ち歩いた方が良いのかも知れませんよねー。
後の祭りですが(笑)。
何れにしましても、無事の山行、何よりでした。
(^_^)
スズ さんの投稿…
スズです。こんにちは。

この平ケ岳付近の広大な高層砂漠は私大好きです。
何かファンタジー世界に入り込んだみたいですよね。
ここから振り返ると十勝岳山頂がピラミッドみたいに見えます。

鋸岳の裏側もまだ雪あるんですねぇ。
美瑛岳付近も先週私が行ったときと殆ど変りませんね。
恐怖の雪渓も健在ですか...
私ここをキックステップで降りようとして、
当りどころが悪くそのまま滑落しました。
超恐怖でした(^^;。
腐っているなら底まで腐っていて欲しいと思うのです(^^;。

雲の平のトラバース路はだいぶ雪が溶けてきましたねぇ。
早く一面に咲くエゾコザクラが見たいです。
隊長 さんの投稿…
スズさんへ。

こんばんはー。
いやぁー、久しぶりに職場は暑かった!
夏ですねー。

おっ。高層砂漠、いい響きですねー。
まさにそんな感じですよね。
なかなか無いですよ。こういう所を歩ける山って。

そうそう。そうです。
恐怖の雪渓、健在でした。
スズさんのレポを見ていたので、その場所に差し掛かった時、『これがそうかぁー!』って思いました。
自分も落ちるかな?なんて考えつつ、かなりビビリ君で通過です(笑)。

雲の平、少しエゾコザクラが咲いていましたよ。
写真はあとで掲載しますね。
(^_^)

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