8年ぶりにトムラウシ山へ(2013.7.14)


昨年、『ニペソツ山』に登頂した時、何故か久しぶりに『トムラウシ山』へ訪れてみたいと思っていました。
そして、この度、12日(金)の夜、アタックを決意しました。
問題は、13日(土)にアタックすべきか、14日(日)にアタックすべきかなのでしたが、散々悩んだあげく、14日(日)のアタックと決めました。
理由は、天気予報で13日(土)は低温と発表していたことと、前日に飲み会があり体調に若干の不安要素があったためです。

13日(土) 深夜22時、自宅を出発。目指すは『東大雪荘』近くのトイレのある駐車スペース。
途中、買い出しなどを経て現地には翌2時過ぎに到着です。
すぐに仮眠。3時過ぎに起床、短縮登山口へ移動を開始しました。




4時前、短縮登山口に到着。
既に駐車場は満車状態(数十台規模)。一体、何人が登っているのか検討がつきません。
こっ、これ程の人気とは...本当に驚きました。
そして、見ると軽装の方々がとても多いのです。
あの遭難事故の教訓は生かされているのだろうか。少しそう思ったりして。




4時5分、登山開始。
同時に登り始める人も多数という、なんとも賑やかな登山口です。
これが4時だなんて、とても信じられない光景(笑)。




4時25分に『温泉コース分岐』を通過。
4時45分にはご覧の青空が出迎えてくれました。
太陽が昇るとともに上昇する気温の足が速いか、それとも高度を上げ気温上昇を上手く押さえ込む自分の足が速いか。
暑さに弱い自分としては、何としてでも涼しいうちに高度を上げなければ辛い思いをすることは明白でした。
だから、少しだけピッチを早め登坂してみました。結果は成功っぽい。




4時58分、『カムイ天上』の標識を通過。
途端に雪渓が現れました。この時期に雪渓とは、今年は残雪が多いようです。




5時10分、『カムイ天上』付近を進行中。
左手を見ると青空に『ニペソツ山』や『ウペペサンケ山』が見えます。
こりゃ、好天だ!このほかに、十勝連峰も一部見えてきました。




『カムイ天上』から『コマドリ沢』へと下りるの急な坂は、名物の泥道になっていませんでした。
これはラッキー!テンポ良く快適に下っていくと、なんと沢は雪に覆われていました。
正確に書きますと、雪渓の下に沢が流れている様子。

6時10分頃、渡河ポイントはご覧の通りの状況。
雪の上には赤く大きな矢印が描かれており、道迷いの心配は無かったです。
この矢印を描く様子は、テレビのニュースで見ていました。とてもありがたいです。
自分はここで5~10分程度、休憩と軽食をすませ、その後、ひたすら続く雪渓を昇り始めました。




6時37分、真っ直ぐ雪渓を昇り続け、やっと雪が途切れた地点で見かけた『ショウジョウバカマ』。
花を見ると何故か『ホッ』とします。




6時48分、辺りはご覧のような風景になります。
左の嶺は1794m地点でしょうか。




大好きな『イワブクロ』は今がまさに花盛り。
その他、色々な花々を眺めつつ歩き続けます。








7時10分、『前トム平』に到着です。
ここでやっと『トムラウシ山』が身近に感じられるようになりました。




7時29分、よく目立つケルンを通過。
このケルン、8年前の記憶にも残っています。




ほどなくして巨岩が積み合わさった地点を通過。
この山は変化に富んだコースが持ち味。歩いていて飽きないです。




7時37分頃、『トムラウシ公園』の手前までやってきました。
ここからは十勝連峰がご覧のとおり見えます。
地面の上から連峰が少し顔を出している感じ。なんだかおもしろいね。




さあ、ここから『トムラウシ公園』までは、ひたすら下り坂を進みます。
山にはまだたくさんの雪が残っていますねー。
写真左には雪渓を登る登山道がハッキリと見えています。あの登りはきつそう。




7時56分、『トムラウシ公園』を通過。
花々を眺めつつ歩みを進めると、8時12分にはご覧の風景。




今は『ハクサンイチゲ』が花盛り。
この辺りから山頂下の『南沼キャンプ指定地』周辺まで、ずっとこの花が咲き乱れていました。




8時23分、先ほど上から見ていた雪渓を登坂中。やはりしんどい。




キャンプ指定地までの道では、花々に励まされながら歩き続けます。




この『コマクサ』など見事な咲きっぷりですよねー。
『ワッサワサ』ですよー(笑)。




8時41分にキャンプ指定地と山頂の分岐を通過。
8時51分、かなり疲労してきた足腰に鞭を入れつつ、ゆっくり確実に最後の登坂です。




9時14分、山頂はすぐ頭の上です。
最後の一頑張り前に花を眺めて呼吸を整え中。




9時15分、8年振りの『トムラウシ山』に到着です。
以前登った時よりも遠くまで良く見渡せ、とても素晴らしい景色に感動してしまいました。
向こう側は『石狩連山』です。非常に良く見えます。




こちらは十勝連峰。




沼に雪渓が入り込んでいる部分の色が綺麗です。
8年前も同じことを思い、同じような写真を撮っていました。




こちらは旭岳方面です。
最初、食事をする前は全て見えていたのですが、食事後にカメラを向けると雲がかかり始めていました。
山の天気は変わりやすいですねー。




下山前に自分入りで撮って貰ったワンショット。

さて、今回ですが、自分の健康に少し不安が出てきたタイミングでの山行でありました。
そのような時に、無事にこの山を楽しむことができ、少し自信を取り戻すことができた気がします。
やはり、何だかんだ言っても、健康が一番大切だね!
(^_^)



山行データ: 登り 5:10(休憩含む)、下り 4:15(休憩含む)

携行した水分量: スポーツドリンク2.5L、水も少々。

撮影機材: Nikon COOLPIX P310、OLYMPUS E-3 + 14-54mm

コメント

Memuro512 さんの投稿…
トムラウシでしたか。
私もこの山は大好きです。ちょうど隊長さんが山頂に立たれたころは、私はシュなーダーコースで悪戦苦闘していた頃なので、きっと見えなかったでしょう。(笑)
それにしても、4時スタートでかなり賑っていたようで、人気のある山なんですねえ。
意外と、ニペの方が好きという声をよく聞くもんですから、そこまでとは思ってませんでした。
隊長さんには珍しく、一気に山頂まで行っちゃいましたね。続編も期待してま~す。
隊長 さんの投稿…
Memuro512さんへ。

久しぶりのトムラウシ山でした。
なんだか人が多くて、静かな山歩きからはほど遠い状態でしたが、たくさんの人が登っているのでヒグマ対策としては良かったかも知れません(笑)。
ニペの話しが書かれていたので山頂でのお話を一つ。
山頂で日本百名山を登っている福井から来たご一行と話しをしました。
その人は、ニペソツ山もウペペサンケ山も知りませんでしたよー。
私的には、『えーっ?知らないのー?』って感じでしたよ~~~。
あの日本百名山って、本当にあれでいいのか? って思いましたよぉー。
(^_^;)
mori さんの投稿…
隊長さんへ

お疲れ様です!トムラウシだったんですねー。
確かに旭から近いけれど、私の意識の中では、大変すぎてあまり「お近く」じゃないような…。
それにしても、病院に通っていたのによくぞ決断できましたね~。
隊長さん、尊敬します!(でも、無理は禁物)
続きが楽しみです。
隊長 さんの投稿…
moriさんへ。

こんばんは!
はい。トムラでしたー。
ねっ。旭岳から近いでしょ!(笑)

ここは登山口までたどり着くことも遠く感じますよねー。
登っても遠いですし、なかなか敷居の高い山です。

今回はちょっと頑張っちゃいました。
登ることができるうちに、また登ってしまおうという作戦でした(笑)。
(^_^)
ezomomonga さんのコメント…
おおーーーーっ!トムラウシに!!
未だ行けずにいるお山であります。
でも隊長さんの詳しい山行記を見て、すっかり登った気に(笑)
これがイカン(°▽°)

そして、やはり人気があるのですね~
少しの仮眠で眠くなかったですか?
さて、じっくりとお花を堪能させていただきます(^-^)ゝ゛
隊長 さんの投稿…
ezomomongaさんへ。

ドモドモ\(^_^。
いやぁー、行ってきました、トムラウシ山。
久しぶりに訪れてみたのですが、やっぱりトムラウシ山は遠かったぁー(笑)。

当日はかなりテンションを高めて望みました。
それでも下山の後半には、かなり足にきた!
下山中は気温も高くて、早く冷たいビールを飲みたいとか、アイスキャンディーも悪くないとか、そんなことばかり考えながら歩いていました(不純!)。

山の人気はダントツですねー。
北海道で一番じゃないのかなぁー。
次いで利尻山?そんな感じかな。
自分が登った感じでは、そう思いました。

そうそう、そうなのです、少しの仮眠で登ったので、最初は眠くて、登りながら『眠い!』って呟きつつ、アクビをしながら登っていたのです。
でも、『カムイ天上』まで来ると、ニペやらウペペやら、十勝連峰やらが見えてきて、テンション急上昇。
その後は花と風景で眠たかったことをすっかり忘れていましたぁー。
(^o^)

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