2009年 山 回想 9月(その2)



9月。中旬を過ぎると大雪山系は晩秋の表情となってくる。
場所は愛山渓温泉。薄暗く周りが良く見えない5時。苦手な泥
で良く滑る登山道を登る。気温はマイナス。...寒い...

7時前。稜線から太陽が顔を出した直後の沼に到着する。
青空と無風。この気象状態はあと十数分しか保たないだろう。
急いでカメラ機材を調整し撮影に入る。鏡の水面。そこに映る
真っ青な秋空。薄暗い露出が静寂さまでも映し出してくれた。



この風景は、太陽が高く昇った日中には、きっとこのような色
彩に見えたのだろう。デジタル技術は仮想的な日中を見せて
くれる。しかし、おそらく日中には風が強くなり、辺り一面はガ
スに覆われてしまい、このような風景は見られないだろう。



寒さと晩秋。霜のリングがついた紅葉がそれを物語ってくれて
いる。この撮影中、私は本当に寒かった...



凍結した水滴。そこに太陽の光。この矛盾した映像は、一瞬
の機会しか与えてくれない。だから撮る。



朝露に満ちた笹藪をかき分け、全身ずぶ濡れで小高い場所ま
で登ってきた。素晴らしい風景。シャッターを切ったあと、しばし
風景を眺めていた。

この撮影の直後、かなり強い風が吹いてきた。稜線からは見
る見る雲が流れ出し、遠方には鉛色の雨雲が見えた。私は天
候の急変を予感し、乗越までの山行は中止した。急ぎ下山を
開始。愛山渓温泉までの途中で登山道も濃いガスに覆われた
。そして下山を終え温泉で汗を流し外に出てみると...雨が
降っていた。

自然は素敵な表情を見せてくれるし、とても厳しい表情も見せ
てくれる。そんなことが実感できた、よっても良い山行だった。
(^^)

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